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コロナ過とアート

コロナによって個人の外出が制限されるようになってだいぶ経ちます。緊急事態宣言禍では県外への移動は各自の判断で控えていますね。海外への旅行が出来るようになるまでに後どれ位時間が掛かるのでしょうか。雑誌業界では夏の時期に合わせて「アート」が表紙を飾っています。

CONFORT No.178(2021年04月号) [雑誌]アートとホテル 

食、ランドスケープ、スパ、リラクゼーションなどに力を入れ、宿泊施設そのものを楽しむ旅が注目されています。

そのなかで、これからのキイになるのが「アート」です。絵画、彫刻、骨董、工芸、そしてインスタレーションなど。それらと建築やインテリアが作用しあう空間で過ごす体験は、美術館でのアート鑑賞や、アートイベントへの参加とはまた別の感動や触発を宿泊客に与えてくれます。もはやホテルに独自のアートは欠かせない、といえそうです。

建築家が美術館の設計を依頼されることはコレまでにも数多くありました。美術家は客室内に作品が収まることや、メインエントランスに大型立体オブジェがパーマネント作品として設置されることもありました。そして近年では、建築家と美術家とのコラボレーションで宿泊施設の客室、または建物全体をリノベーションする所までになりました。
この事は何を示しているのか分かりたいので、もうしばらく観察していきたいと思います。新しい価値がどこから生まれたのか。

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